13w1d トラブルで知った自分の気持ち
今、横になりながら書いています。
昨日より、微量の茶褐色の出血がありました。
腹痛もなくデリケートゾーンに良く出来物が出来るので膿んでたのが潰れたかな?くらいに思ってました。
そして今朝、仕事に行く前に軽い腹痛を感じてトイレに行くとおりものシートの全面を染める量の出血が。
鮮血ではなく茶色の血液。
顔面蒼白。
仕事場の上司に連絡を取るも移動中なのか連絡がつかず、職場にいるのはまだ慣れない新人さん。
仕方なく仕事に向かいました。
職場で上司からの連絡を待ち、ずぐさま早退して救急外来で出産予定の大学病院へ。
病院に行くまでの道のりで…
私は今までに無い感情を知りました。
「いやだ、嫌だ‼諦めたくない‼産みたい!この手に抱きたい!行かないで‼」
目頭に涙を浮かばせながら私は、これが本当の気持ちなんだと思いました。
不謹慎ながら妊娠してからも、もし子供のいない生活だったら?と想像してる自分がいました。
歳だから流産しても仕方ないと、常に最悪の結末さえ思い描く始末。
子供への愛おしさより不安の方がはるかに大きく。
お腹をさすっても何も感じない。
母性をどこかに忘れてきたみたい。
でも、今日の自分に自分で安心しました。
少なからず私は子供を求めていて母性も持ち合わせていたのだと。
いないから欲しくて、失うと悲しくて
無い物ねだりなのかもしれないけど私はしっかり、お腹の子を失うのは嫌だと思いました。
暗い産科の待合室で私は不安に落ち潰されそうでした。
『がんばれ!がんばれ‼』
自分にか赤ちゃんにか、ただそれを心で繰り返してました。
内診の結果、出血の原因は低置胎盤のそばに出来た小さな血腫からの出血で心配は無いとの事。
低い位置の胎盤は出血しやすいのは良くある事で、胎盤の位置も低いと言えど問題視する程の物では無いとの診断でした。
そして赤ちゃんの安否は…
「元気に心臓も動いてますよ!わぁ~凄い動いてますね!あっ!横向いた!」
初めてのお会いした女医さんの無邪気な笑い声に私は心から安堵し涙を滲ませて「良かった…」と声を上げていました。
1ヶ月ぶりに見た我が子は目を見張る程に成長していました。
手足をブンブン動かしクルクル回って!
暴れん坊とはこの事です‼
朝からバタバタで数時間ですが疲れきってしまいました。
寝ていた夫も起こしてしまい申し訳なかったな。
でも赤ちゃん、居てくれてありがとう‼
こんな私に気づかせてくれてありがとう。